なんか、今、誰もが1度は、其の名に、怖れを抱く存在。ピグ界のドン。高忍氏に「盃」を頂いた私は、早速ヤクザの実態を垣間見ることになった。
ピグの「ナンパ生活」に飽きていた私はある日マンネリを感じピグの退屈な毎日から抜け出したいと思っていた。そんなとき絶妙なタイミングで、わたしをこのマンネリから救い出してくれたのが・・・
この「ヤクザ」であった。
私は、ヤクザに入ってすぐに、その「驚異的」ともいえるヤクザ達の上意下達の組織を、垣間見ることになった。
まずヤクザの基本。それは「勧誘」である。
ヤクザ達は土曜日になると毎週新人勧誘のために「ヤクザ募集」のイベントを開く。
そして若手の不良・チンピラをコミュにいっぱい集め・・・・。
ヤクザの「構成員」として組のメンバーに加える。
そして厳しい修行期間を課し、若手を一端のヤクザに育て上げると・・・
正式に組員としてヤクザ達は「正装」を義務付けられる・・・・
ア
そしてヤクザの「品格」「振る舞い」「所作」を先輩組員から教わり一挙手一投足ヤクザ的な「貫禄」を内外に所作として振舞いを学ぶ、これが新人組員までの第一歩だ。
そしてやがてヤクザたちは、親分に「直系組長」として名乗りを上げる事を許されるのだ。
「直系組長」と認められたヤクザ達は、親分に、組の屋台骨としてピグヤクザ同士の「出世争い」に参加する事を許されるのである。
そしてヤクザ同士、お互いにシノギを削りあう。
これがヤクザたちの苛烈な競争原理だった。
そんなヤクザ達を仕切る最高幹部の一人が、こいつだ。
この頭が禿げ上がったこのおっさん。
ピグヤクザの最高幹部。通称「キチ兄さん」。
ピグの悪質なネット犯罪は、大体コイツがやっている。と言われるほどピグでダントツのワル坊。典型的な武闘派ヤクザだった。
とにかくコイツはワルだった。どのくらいワルかというと
自己紹介文が完全に「ペニーオークション」という
自己紹介から「犯罪」的な匂いが漂っている凄いヤクザだった。
「組長になりたい」と伝えると、こいつに「ちょっと来い」と部屋に呼ばれ・・・
「ああ。でも誠意ってなんだって思うだろ?」
「はい」
こんな恫喝ヤクザがわが物顔でピグ界を牛耳っていたのである。
俺はしんたと「このヤクザは一体何が目的なのか」と話し合うことにした。ヒマつぶし。あるいは遊び感覚か。ミステリアスな生態を暴こうと、いろいろな可能性を話し合った
で、話し合った末、
結局「潜入捜査するしかない」という結論に至り、
しんたと、ヤクザ組織に、潜入することを決意したのだ。
しかもこのピグには心が寂しい中年男性たちを心を癒すオアシス「ソー○ランド」が無数に存在しており、夜の街を華々しく彩っていたのである。
そのソー○ランドの経営を裏で握っているのが・・・
このヤクザ達だったのだ。
「早ええええええええええええええええええええええ」
この世界には「ソー○ランド」も存在する。
私は、このリアル感に、心を奪われた。
どうやってヤクザ達はここまで巨大な組織に発展したのか。
このヤクザの生態を詳しく解明したいと思った私は、しんたと共に、このヤクザたちの日常を克明にブログにアップする決意を固めたのである。
そして・・・
ソー○ランドにもハマってしまった。
「こんなお店を自分も経営してみたい」という気持ちがムクムクと湧いてきたのだ。
さっそく親分に「組長」として認可を申請。
しんたと二人で「怒離威組」を結成。
(ドリイ・グミ)
こうして幸先良い、私のピグヤクザ人生はスタートを切ったのである。
だが、ここから想像を絶するヤクザ達の「権力の座をめぐる」地獄のような内部抗争に巻き込まれていくとはこの時点では夢にも思ってなかったのである。
アメーバピグでヤクザと戦った結果④へと続く・・・・・