書評

秋のお勧めブックガイド。コロナ自粛中はこれを読め。コロナ読書週間に読むべき本「五冊」を語る。

なんか、今、世界の至る所で、市中感染が拡大して、大変な状況なのだが、未だに「外へ遊びに出る」風景が広がっているので、ワシは一喝したい。若者よ。まだ油断するな。コロナはそこに存在する。人々よ。こんな時にこそ、本を読むのだ。コロナは、知の蒙を…

~ホステス給付拒否から外国人排除まで~福祉原理の視点から国家が「弱者を救う理由」について語る

なんか近頃特定の人が「自己啓発風味の自己責任」や「努力論」を説き、世の中に実害を与えている。国に文句を言うなとか。誰かを責めるな、とか、酷い所になると、ホステスに税金をやるな!とか、外国人にやるな!とか、意味不明な事を言う人が沢山居る。コ…

ネット界激震「ケーキを切れない非行少年たち」を語る。

先日、ネット上で話題の本「ケーキを切れない非行少年たち」を、読んで驚いた。売れている本らしく、読んだのだが、これは衝撃的な本だ。読んだ瞬間、常識が壊れる感覚に襲われ、変な感動が湧いてきた。というわけで、今日はこの本を紹介したいと思います。 …

~引きこもり60万人の衝撃~引きこもり歴10年の私が、引きこもり中高年の「一人で死ね」論争について思う事。

現在、日本全国で引きこもりの数が、急激に増えていて、今、日本は完全に「引きこもり」大国となっている(川崎の事件や練馬区の事件で)更に引きこもり問題が過剰に報道され、お茶の間のワイドショーを賑わせていたが 私はある不安を持ってそれを眺めていた…

韓国のベストセラー小説「82年生まれ、キム・ジヨン」は傑作。

なんか最近、小説を読んでなかったので、久々に小説でも読もうかなと本屋を歩いていたら何気なく読んだ「82年生まれ、キムジヨン」に衝撃を受けた。 一言で言うと、傑作だ。一挙手一投足に卓越した描写がうずを巻き、とにかくすごい。韓国のベストセラー小…

~トランプ「暴露本」の魅力~トランプ推薦図書特集「炎と怒り」「恐怖の男」

日本の破格の厚遇で4日間の「接待外交」を体感したドナルドトランプ大統領。余りの安倍の提灯持ちぶりに、日米の主従関係を晒されてしまったが、何気なく本屋で、「炎と怒り」「恐怖の男」を読んだらコレがすんごい面白い本だった。 コレ読んだ人いる? み…

「日本国紀」の「ダメなところ」を今更だが語る。

ネットを震撼させ日本「炎上」史に燦々と輝き続ける伝説の本「日本国紀」が60万以上も増刷され本屋に大量に平済みされている、60万部を超え、大ベストセラー。著者は、デマで有名な、百田尚樹。永遠の0の作者であり、保守論壇の代表格の作家だ そもそも…

石田衣良の小説がオシャンティーすぎる件

石田衣良の小説がなんかすごいらしい。前々から書こうと思って先延ばしにしてたんだけど。文学シーンではちょっと話題になっているので知ってる人もいるかもしれないけど、その「すごさ」の実態を知る人はさほど多くいないように思う。 なにがすごいって「あ…

仕事でつかえる村上春樹『必殺キラーフレーズ』。個人的ベスト5

サラリーマンをしていると、辛いことが多いはずだ。うるさい上司や、クレーマー。ストレスはつのるばかりで、イライラしてばかり。はぁ。会社が嫌だ。そんなとき、人は、どうするか。そういうあなたに一助となってくれるのが、この村上文学だ。なぜ?と思う…

特攻隊の「あんまり」な現実を語る。「不死身の特攻兵」(鴻上 尚史)読了

最近、出版される本の量のスピードについていけなくて目が眩む時がある。出版される本の物量に目が眩んで読みたい本も見つけられなくて困っているのだが、そういうときは大体「ベストセラーの本」を読むようにしてるんだけど、最近「不死身の特攻兵」という…

百田尚樹の「カエルの楽園」が想像を絶するトンデモ本で超がつくほど不快だった件。

最近「カエルの楽園」って本が売れているらしい。本屋に大量に平積みされているから読んだ方もいるかも知れない。僕もずっと気になっていた。アマゾンレビューも大絶賛。ほとんどが高評価。この小説。いったいどんな話なんだろう。と思って読んでみたら中身…

「騎士団長殺し」を読んだ結果・・・・・・・・・・・。

2017年。日本で最もノーベル賞に近い村上春樹が「新作」を発表した。その全貌が激しい論争を巻き起こし今も世間に波紋を広げている騎士団長殺し。なんにせよハルキ待望の4,5年の一大イベントだ。このイベントに私も参戦しようと厳かな気持ちで「騎士…

本を1300冊読んだので、お気に入りの5冊を紹介する。

本を読まない。そういう大学生が今増えているらしい。 面白い本を紹介するブログを5年やってきたが、この「本離れ」現象をどう解釈しよう。非常に嘆かわしい事態だ。「面白い本を探す」ことに命を燃やしながら20代の青春を過ごした僕は、ものごころついた…

私の暗い読書遍歴 高校から20代の青年期~現在に至るまで

最近、本ばかり読んでいる。 起きて読んで、寝て、また本を読んで、また寝て起きて、みたいな生活がここ何ヶ月ずーっと続いている。うつぎみでも本は読まなきゃいけないのである。金閣寺から、星の王子様、限りなく透明に近いブルー、名作小説のたぐいと、偉…

村上春樹の短編集がスゴイ。「女のいない男たち」を読む。

びっくりすることに、ちょうど一年なんである。今年で。春樹レビューから。もうそんなたつのかよ。この一年、ハルキ特需に沸いていたといっていいほど、春樹バブルのいざなぎ景気 に、我ながら図々しくのっかってきたと思う。 今はもうバブルはじけて元にも…

村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」はなぜイラつくのか。完全バージョン

満を持して、村上春樹を読んでみました。めちゃ売れてるって評判だし、本屋でも下品なぐらい平積みされてるし、アイフォーンの新作かってぐらいの長蛇の列がテレビで流れていたので、あんまりウザイから読んでみたのです。 読んでみてすぐに王様のブランチで…

「置かれた場所で咲きなさい」が超不愉快な本だった件。

何をするわけでもなく、書店をふらーっと見回っていたら、不愉快なタイトルが目に入ってきたので思わず足を止めてしまいました。その名も「置かれた場所で咲きなさい」 2012年で最も売れた本ベスト2位!なのだそうです。ベスト2位、ものすごく中途半端です…

意外にデビュー当時は不遇だったアガサクリスティーのボツ時代。

しかしボツって辛いよね。僕も昔、漫画を投稿していて渾身の力作が、何度もボツになってますから、ボツの苦しみは痛いほどわかりますよ。ほんと、自分を全否定されたような。あの感じ。『お前のもんを面白がってるやつはお前だけ!!!』ってものすごい高み…

作家志望必読の書。丸山健二が語る作家の才能「まだ見ぬ書き手へ」を読む。

なんか最近になってアイデアが糞詰りになってきた。これといった発想が全く湧きでてこない。まだなんにもデビューしてもないのに、米びつがカラだ・・・。底を尽きた・・・。アマの分際でこの体たらくって・・・・やばくね? どうしたらいいのかなこれ。将来…

真夏の夜におすすめのトラウマになるほど怖い小説ベスト5

夏だ。本格的に暑い。そして蝉がうぜぇ。うるさすぎて寝つけない。こういうときは怖い小説だ。怖い。なかなか普段の生活で怖いという出来事に遭遇することはないが、怖いと感じる小説に出くわすことは何度もあるではないか。 そこで今回は怖いと訊いて「あれ…

クリエイタ―志望必読の書「アート・スピリット」を読む。

前回2ちゃんで叩かれたので、こういう本を手に取ったんですよ。「アート・スピリット」っていう。ロバートヘンライっていう訊いたこともない画家のおっさんが、若い芸術家志望のために、「おまえらがんばれよ」「おまえら天才なんだから」「傑作書けよ。お…

人生に嫌気がさしたあなたを癒してくれる、究極のネガティブ本 ベスト7冊

このブログは基本的に、ブログ主であるこの俺の感性にビビっときた本しか取り上げないことになっている。氷点下40度ドマイナス思考のこの俺がビビッとくるのは、当たり前だが、基本的にとことんネガティブな内容だ。ネガティブすぎて、かえってテンション…

芥川賞作品「冥土めぐり」読んだんですけど・・・

暇だ。バイト全然行く気しない。こんな暇なときは。ブログでもやろう。アクセス数アップさせよう。タイムリーな話題を提供してやろう。そう思いたって、文芸春秋で読んだんですよ。「冥土めぐり」 このブログの雰囲気とはちょっと違うんですけどね。新しい風…