久々のアメーバピグである。
なんとアメーバピグをやり始めて、今月で一年である。
もうそんな経つのか。ビックリだ。思い返せば本当にいろんなことがあった。笑いアリ、涙アリであった。もちろんイヤなこともあった。が、しかしそれを忘れさせてくれるほど他者との「出会い」があった。ツイッターや、フェイスブックなど、所詮は社交性だったり、才能のある人たちだけが人と出会える情けないツールとは比べ物にならないぐらい、アメーバピグという出会いの場には、正直、恐れ入った。完敗である。出会える感、ハンパなかった。正直、引いた。サイバーエージャント恐るべしである。
しかし、腹立つのである。
何が腹立つのって、
一年もたってんのに、まったくその「出会い」が「実」を結ばないんである。
こんなに出会えるのに、まったくモテない。
出会えることはあっても、肌を介した交流にまったく発展しない。
この理不尽さ。不条理感。
モテないことへの「辛さ」とか「悲しみ」とか、もうそんなレベルを通り越して、
最近では「怒り」が湧いてくるほどだった。
最近いろんなイベに回っては、アメーバピグで必死にキャバ嬢口説いてんだけど・・・。
なんかこう・・・あからさまに手応えがないのだ。
今確実に来てるはずなのに・・・。
今がこれ自分の人生のピークかもしれないのに・・・。
この期に乗じて、「モテ」がひっついてこないのか、まったく不可解で。つらくて。やり場のない怒りがわいてきて。
いやマジで、今までこんなアメーバピグの記事で「モテないよーう」とか言って必死にモテないアピールしてきたが、なんかもうそんなモテないことを面白おかしく自虐的にアイロニーを交えて「ネタ」にしていくという、この自分の「何かしらの余裕」も奪われていくぐらい、ホントにマジでシャレにならんぐらい破壊的にモテないことに最近、気づき始めたのである。
ほんとに脈だけはあるのである。
・・・ような気がするのである。ほんとタチ悪い。
初めてそれを感じたのは、ぼっちイベで出会ったリツ子っていう大企業の元OL。
病気で会社やめて、今はニートの女であった。
カラオケでかならず歌うのは玉置浩二の「田園」。でも会社の同僚とか飲み会でリア充グループとカラオケ行ったときは「田園」とか恥ずかしいから無理して「大塚愛」とか歌ってる、そんなチャーミングな女の子だった。ブログにもちょいちょいコメントしてくれて、しかも「ドリーさん面白いね」とか言ってくれてさ。しかもスカイプで旅行の話になって「あたし行くならディズニーシーかなー」って向こうが言い出して「じゃあ俺と一緒に行こうよ」って言ったら、「いいよー」って。え!?って思うじゃん。
しかも決定的なのが、ピグで思い切って「俺のことどう思う?」って聞いたらさ・・・。
「好きだけど」だって。
もうこれ絶対あるやん。
いくら女性経験少ないからって、この「脈」は完全に「アリ」だろ・・・。
いや、だってもう・・・ただの告白やんこれ。
「正直、オレのこと男としてどう思う?」って聞いたらさ。
「おめぇ逃げ癖あるよな」だって。
まったく意味わかんないけど。とにかくこう言われて断られたんだけどさ・・・。
初めて会ったとき、「ドリーさんは面白いから好き」って言ってくれたの、アレなんだったの?って聞いたら、とにかく友達としては「好き」だけど、男としての魅力はさっぱりないらしいよ。
「おまぇ逃げ癖あるよな」ってってどういうことなんだよ、って聞きたかったけど。なんか怖くて聞けずじまいになったんだけどさ・・・。いや、たしかに思い当たるフシはあるけど・・・。現に今、フツーに就職とか、真っ当な人生から逃げてる最中だし。
フラグ立っているように見せかけて、フタを開けたら実は脈なし。
このパターンが異様に多いのである。
脈アリ女は、この女だけに留まらず・・
もうひとりは別イベントで知り合った、高校一年生のアヤちゃん。
イベントで会ってすぐに、オレが「手ェつなご」とか言ったら、すぐつないでくれた優しいアヤちゃん。
仲良くなってすぐにピグワールド*やんない?と勧めくれたアヤちゃん。
*ピグの世界にある別の仮想空間のこと。
しかも家まで建ててくれてさ。
さらにコミュにまで招待してくれて。
そんで思い切って「ピグ彼なってよ」って言ったら
「いいよー」って言ってくれてさ。
だからあんま期待しないようにしてたんだけど・・・。
でも、すごい深刻な表情であるときアヤちゃんが「出会い厨にストーカーされてる」って言うからさ。
あぁ・・・もうこれフラグ立ったなって。
ここで男見せれば、確実にいけるって思ったからさ。
アヤちゃんに「俺、そいつやっつけるから」って言って、そいつ呼び出してもらって・・・。
ストーカーとの激闘の末、満身創痍で帰ってくるとアヤちゃんはおらず・・・。
それから何週間ばかりか、アヤちゃんがピグしてない間は、ずーっとアヤちゃんの部屋にいて四六時中ストーカーが来ないように見張ってたんだけど・・・。
いつものようにアヤちゃんの部屋に行ったら、
なぜかオレがストーカーということにされており・・・。
しかもアヤちゃんなんのフォローもしてくれず・・・。
それから徹底的にアヤちゃん及び、その友達にボロカスに罵倒され・・・。
「え!!?」
しかもアヤちゃんがとんでもないビッチだということも判明し・・・。
コミュにも入室拒否され・・・・。
結局、この恋も凄惨極まりない幕切れで終わった・・・。
それからしばらく残酷な失恋のショックで引きこもっていたのだが・・・。
いつまでもこうしてられないと気を取り直して、それから直情径行を地で行くような感じで、好きな女の子ができたら告る!を散々繰り返すも・・・
これもまったく功を奏さず・・・。
「恋愛感情はないけど、友達としては好き」を前口上に即座に振られるパターンを心がえぐられるほど経験し・・・.
唯一、イベントで知り合って仲良くなって一時期、ホントにいい線までいった看護婦のエモちゃん。
(この子に至ってはいい線まで行ったのに、途中でエモちゃんが職場であった作業療法士の山中さんと付き合っていなければ、ホントに「付き合える」ってとこまでいってたかもしれないのに)
そんなエモちゃんには「いろんなやつに告ってるから」というミもフタもないことを言われ、結果的にこれもまた振られ・・・。
好きな女にはかならず「いろんな女の子にガッついてるから無理」と言われるというひとつのパターンが見えてきたのである。どうやら敗因はこれらしい。
こうしてアメーバピグでの恋愛は見事、清々しいほどの連戦連敗。
すべて直球勝負に不発に終わったのであった・・・。
アメーバピグで彼女を作ろうとした結果・・・完!!!