なんか、今、誰もが1度は、其の名に、怖れを抱く存在。ピグ界のドン。高忍氏に「盃」を頂いた私は、早速ヤクザの構成員に話しかけ積極的に情報収集に励んでいた
やがて、情報を集めるうちに、この組織は、親分とその子分の傘下団体によって形成された老舗の「ヤクザ団体」だという事が分かってきたのである。
組織のヘッドがこの爺さんだ(通称「高忍」と自称する)この爺さんが立ち上げた団体が今ピグで最も巨大な勢力を誇る「山口極流会」という疑似ヤクザ組織だと言う事が分かった。さらにこの爺さんの下にもうひとつ組を支えるポジションが存在していた。
いわゆる組織のナンバー2.若頭。
組内で「若頭」の役目を「引き受ける」男が、このグラサン男だという
ブログを若頭に見てもらえると、若頭からブログの感想を頂けることになった。
ブログの感想をいただけると
私は若頭から更に「広報マン」として「宣伝係」の仕事を任されたのである。
それから、私は若頭から、ヤクザの基本的な「ゲームの仕組み」を教えてもらえることになった。
まずヤクザの基本は「自分の組織を拡大させる事」が優先だ。組織の指標を示す「構成員の数」を拡大させてヤクザ同士組織力を競い合う。これがピグヤクザの伝統的な出世方法なのらしい
そしてその激しいヤクザの出世争いの中で最も熾烈な競争を勝ち抜いた男が、この「山本」という若頭なのだと言う。
次々と現れるメンツに、私は、益々テンションが上がり、気分が高揚してきた。
で、組で最も不穏な存在感を放つ存在。通称キチ兄さん。
ピグで「自分の組」を立ち上げたはいいが
何すればいいかよく分からなかったので、
とりあえずキチ兄さんに引っ付いていくことにした・・・
キチ兄さんはピグ上で何度も違法行為を繰り返したあと
今度は、カップル同士のトラブルを請け負う「別れさせ屋」を始めるのだという。
キチ兄さんに付いて行くと気に入られ
「お前も来い」と事務所に連れていかれた。
キチ兄さんの様な「幹部」連中は、それぞれピグ上で特色のある営利団体を創設していた。キチ兄さんの組織は「山口組会系綾野組」と呼ばれ、その数34名の団体。「ゆるり、たかり、ペニーオークション」など違法行為を専門とする見るからにヤバそうな団体だった。
このようにピグ上でヤクザ達は「怪しい」営利団体を、数多く運営していたのである。
まだ他にも、怪しい任侠団体は存在していた。
山口組会系「伊佐組」。
伊佐組は、構成員四十五名の「違法賭博」を専業とする中堅組織である。
伊佐組に遊びに行くと
伊佐組の組員からヤクザの内部事情を色々と教えてもらうことができた。
ピグ上には、こんな感じの「怪しいヤクザ』がおよそ400人を超えるほど存在していて、彼らが言うには、それぞれピグ上で独自のヤクザ組織を築いているのだと言う。
その言葉を裏付けるように、ピグ上には、確かに、
「怪しいヤクザ」が、無数に存在していた。
山口組会系「松野組」。社会人に異性の出会いの場を提供したりする合コンを主催する団体。アメーバピグにはこのような胡散臭い団体が独自のシノギを形成して大小問わず存在していたのである。
山口組会系「流星会」。
山口組会系「笹木会」。
山口組会系「九州連合」
山口組会系「華岡組」。
山口組会系「正木組」
このようにヤクザの親分に直々に直参と認められたヤクザ達はピグ上で独自の楽園を形成して栄華を極めていた。なかには大学生のサークルみたいな団体もあれば、ガチで違法行為に手を染める団体もあって、その質は千差万別。私は、そのヤクザ達のコミュニティ活動に益々興味がわいてきたのである。
そんなヤクザ達のコミュニティ活動を一通りチェックしていると・・・
突然ひとりの男がしゃべりかけてきた。
「黒崎翔太」と名乗る「黒崎組」組長を自称する男だった。
会話の流れで本音をぶちまけてみると、
黒崎氏は「ドリーがもし本気で親分になるなら」とトークで色々と教えてくれることになった。黒崎氏は、アメーバピグ歴3年の事情通らしく、ヤクザの人間関係を熟知しているヤクザというらしい。仲良くなった私は彼を通じて、いろいろな情報を得ようとしたのである。
さて。 これでヤクザの「全体像」は何となく理解したぞ。
さあ、早速、次は、自分の「組織」作りに、挑む番だ。
色んなヤクザ組織を見て回ったがどの組織も大体「20名」以下の構成員を抱えている。もし「親分」になる程の団体にするのであれば組員を50名以上は集めなければならないと思ったのである。
ドリー組には残念ながら現時点で「しんた」しか仲間が居ない。この現状を変えるには、そう、仲間だ。仲間を集めなくてはならない。ドリー組を支える「構成員」を集めなくてはいけない。というわけで私は、早速街に繰り出して・・・
仲間を探しに行くことにした。
ドリー組の仲間を集めるには飛びっ切りヤンチャな奴しかいないだろうと思ったので、、
とりあえず最初はヤクザっぽい恰好をして普通に仲間を探してみることにした。
最初は普通に「ヤクザ募集」とタイトルをつけヤクザを募集してみる。
イベントを開催すると、沢山の人が来た。急に沢山の人が予想外に来て結構驚いた。「ヤクザになりたいか」と聞くと「なりたいです!」と確かに来るには、来る。
だが、
・・・それから2時間後。
それから必死でヤクザの仲間を探し続けたのだが・・・
なんか変な奴しか集まって来ないのだ。
ドリー組の構成員集めは実際やってみると想像以上に難かった。というのもヤクザの組員を募集しても「ヤクザ(ぷっ)」(笑)みたいな「冷笑系」が大半でノリのいい奴を集めるのが想像以上にムズカしいのである。
何をやっても集まらないので、落ち込んだ私は、ほとんど諦めかけた気持ちで、最後にイベントを立てた。すると3時間後、最後の最後に奇跡のような出会いに遭遇したのである。
ピグで「最も希少価値が高い男」と言われる、ソリッドスネーク。
イベントでスネークに遭遇し、ダメもとで「ドリー組に入らないか」と聞いてみると、なんと彼が「入らせてくれ」と即決してくれたのである。
突然のレアキャラの登場に私は心が躍った。
そこで、私は、早速、スネークに、ヤクザ組織の内部事情を伝える事にした。
オレ「オレ、ドリーっていうんだけど、話すと長くなるんだけど」「オレ、ドリー組の・・・」
「それで、今ヤクザたちの・・・・」
「で、君にもヤクザの動向を・・・」
「え?」
オレ「金とかいるの?」
スネーク「当たり前だ」
スネークはその『スネーク的なキャラ』が妙にシッカリしているらしく報酬とかもシッカリ求めてくる男だった。ガッツリ金銭を請求された。
「500Gって日本円にしてどのぐらいなの?」と聞くと・・・
安かった。
なんか、中途半端に「痛い」出費だったが、
とりあえず500アメGを払ってスネークを引き入れる事にした。
スネークを引き入れた後、私は、更にドリー組の構成員を探すため、今度は人気のイベントに突入して「やんちゃそうなチンピラ」に、片っ端から絡んでいくことにした。
そこらへんの人気イベントに突入して
イキの良いチンピラに片っ端からケンカを吹っかけていく
すると、あるイベントで一人のチンピラに遭遇。
出合い頭にコイツと激しい口論になったのである。
で、散々コイツと言い争った挙句、その時は決着がつかずその場で別れたのだが・・・。
なぜか家に帰ると、コイツが、オレの部屋にやって来て・・・。
そして何故か「ドリー組に入りたい」と自己申告してきたのだ。
どうも理由を聞くと、彼はずっと今まで別の団体でヤクザの構成員をしていたのだが親分がパワハラの連続で嫌気がさしたらしく、オレの組に鞍替えしたいのだと言うらしい。自分から出願してくるなんて、なんて素晴らしい子なんだろうか。私は、これは絶対に逃してはならない人材だと思い・・
さっそく彼を、本部に連れて行くことにした。
で、彼に「ピグの裏社会を牛耳る「極流会」』の事を説明すると彼は非常に飲み込みが早く「つまり兄貴をこの組織で一番の親分にすればええんすね」と言ってくるのだ。なんて呑み込みの早い子なんだろうか。私は一瞬で彼に惹かれた。
名前を聞くと「呂飢(ロキ)」だと言う。この男は、見た目はいけ好けないが、頭が良い。
私は、このロキをドリー組に迎え入れ、ドリー組の成員として育ててみようとしたのである。
しかも聞くと、ロキは、今は、コンビニ店員をやっているが、来年には自衛隊に入隊する好青年だと言うらしい。自衛隊に入隊するまではヒマなのでアメーバピグで女の子をナンパしたりテキトーにぶらぶらしているらしい。
それから、たわいもない世間話が、ロキと、しばらく続いた。
しかもブログを見たらロキは「超絶イケメン」だと言う事が判明。
それからまた、ロキと、くだらない世間話がだらだら続いたのだが、
その時、私に、ひとつのアイデアが、降って湧いてきたのだ。
それは今後のドリー組を大きく前進させるターニングポイント的な「ひらめき」だったのである。
アメーバピグでヤクザと戦った結果・・・⑤へと続く