ずーっとアメーバピグやってました。(ブログの更新が止まったのもそのせいです)
クリスマスイブのアメーバピグ内でボクはこんな感じになってました。
どこに行ってもクリスマスイベントばかり。ピグ内でも居場所がなく、もうそのいじけ具合は完全にリアルな自分とほとんど瓜二つでした。
どう気が触れてそういう思いに至ったのかは今となってはわかりませんが。
とにかくひとりぼっちの寂しさを解消したいがため、冷やかし半分、好奇心半分で、傷口に塩を塗るような覚悟で、絶対行っていけはいけないところを行くという大英断を自分に下してしまったのでした。
そこはカップルが賑わうとされるイルミネーション広場でした。
朝っぱらで、一足先に来たのでまだ誰も来ていなかったので・・・
味をしめたボクは広場の端っこにあるラブチェアーに腰を下ろしました。
「ラブチェアー」はアメーバピグ内で恋人同士がそこに座って願いを唱えると夢が叶うとされる、不愉快なしろもので、ボクはここを占領して、これからくるカップルをあらん限りのボキャブラリーでかたっぱしから罵倒してやろうと思いました。
罵倒するだけで物足りないので、これみよがしに山下達郎の曲でも歌ってやろうと思い、ずーっとそれを口ずさんでました。
と
ところがBメロにさしかかったところで突然むなしさが襲ってきました。
その行動のバカバカしさに今更になって気づいたボクは、厄払いのような気持ちでほかのことに精を出そうと・・・
農業をしたり・・・
「一人でイブすごすやつ集まれー」ってイベントたてて、たいして仲の良くない連中と、たいして盛り上がらない低温な会話をずーっと続けていましたが・・・
・・・やはり気は紛れず、
クリスマスはやっぱり女の子と過ごしたいと思い、かったぱしからローラー作戦の要領でナンパをし始めたのでした。アメーバピグをやり始めるととたんにボクのなかで普段の実人生では垣間見たことのない積極性が芽吹きはじめ、獰猛な肉食へと変貌するのでした。
テキトーに狙いをさだめて、友達同士で仲良くおしゃべりしてる二人のあいだに強引に割り込むという荒業もアメーバピグではなんなくやることができました。「えー誰こいつ?」「わかんないわかんない」「怖い」と騒がれても、まったく感情が揺るがない。まるで獰猛なハイエナのように、恐ろしいまでの肉食性がボクを突き動かしていたのでした。
「家行っていい」と質問して向こうが何か答えようとしたところを間髪いれずに・・・
颯爽と家に入る!!!
(そんな仲良くなってないのに家に乗り込むという大胆な行動をこれを機にクセになってちょいちょいやり始めるのですか、いろんな人に嫌われるひとつのチャームポイントとして後に語り草になります)
~30分後~
このにがい敗北を経験して、今度はもっとやわらかくマイルドに女の子に接しようとボクは反省したのであります。