2016-01-01から1年間の記事一覧

働くのが辛いんじゃなくて、働く動機がないのが辛い。

無職がつらすぎる。おばちゃんが嫌でバイト先を辞めてから4か月。 バイトをしようと思って電話にかけようとは思うんだけど、ケータイに触れただけで、死刑台に立ったような気持ちになり日がな一日、結局、ぶつくさこぼしてばかりいるか、本を読んでいるだけ…

文学夜話第6夜。「沈黙」遠藤周作

ニートになると、結構やることが多い。本を読んだり、バイト探したりブログを更新する暇がなかったりする。とくに最近、小説ばかり読んでいるんだが、名作小説は、つまらないものに当たると無駄に時間を消費することが多い。ところがついこないだ映画化され…

文学夜話第4夜。「星の王子様」

子供の時よりも、大人になるとわかってくる、という類の小説が、この世には、ある。その中でも「星の王子様」は特に筆頭として言及される。子供のときはわからなかったけど、という出だしで星の王子様を語りはじめる人間は、雨後のたけのこのようにいる。み…

文学夜話第5夜 「キャッチャー・イン・ザ・ライ」村上春樹訳。

大人ってなんだろう。そんなことを、いまマジメに考えている。 引きこもりずっとお布団の中でヌクヌクしてる自分は、まず「大人」ではないのは確信が持てるが。いつまで経っても、「大人」になれない。そういう自分に嫌気が差した時、書店でサリンジャーとい…