2023年度クソ本決定戦最優秀作品「安倍晋三回顧録」の想像を絶する”酷さ”について。

何をするわけでもなく、書店をふらーっと見回っていたら、不愉快なタイトルで、思わず足を止めてしまった。その名も「安倍晋三回顧録」 2023年で最も売れた本ベスト12位!なのだそうです。ベスト12位、ものすごく中途半端です・・・。ちなみに11位…

村上春樹「街とその不確かな壁」大反省会

びっくりすることに、ちょうど十年なんだ。今年で。春樹レビューから。もうそんなたつのかよ。この十年、ハルキ特需に沸いていたといっていいほど、春樹バブルのいざなぎ景気 に、我ながら図々しくのっかってきた。 今はもうバブルはじけて元にもどったけど…

文学夜話第7夜 「ぼくのともだち」エマニュエル・ボーヴ

朝、寝る前に歯をみがく気力も、ほぼ、ない。自分は、社会で、今、改めて、何の役にも立っていない人間だ。と、思う。将来どうしたらよいのか。よく分からず、本だけは増えてく。そんな生活をしていると、何気なく本に救いを求めて、読んだ。読み出したら止…

安倍晋三銃撃事件は、日本社会に何を問い掛けたのか。”無敵の人”と、”統一教会”問題について思うこと。

何か、今、足に自己反復的に、起きろと、念じて、生きるパワーを全部、足に集中させても、 全く足が、立たない。更に、世の中を、恨んだ末に、自分の中で、研がれた牙を、社会に向ける人”も、最近、増えた。気がする。そんなニュースを度々、訊いて、凹むこ…

・・・・・・・・・”一人暮らし”始めた。

夢”・・・とは、或る日、永い助走の末、気付いた時に、忘れている、のが一般的だ。一度の勝負で敗北して、諦める、ということはまず少ない、そんな夢を、永い期間、追いかけ、ほぼなに一つ、花咲いた成功も一切なく、ずっと親に、頼りっきりで、生きてきた私…

怠惰への賛歌。令和4年度労働拒否宣言。~「働く」ことの罪・・・

何か、今、私、死にゆく寸前の心の火を灯すために、人とネットで、仲良くなろうとしてるのだが、うまく行かず、ある日、不貞腐れて、自分の人生を振り返ってたら、自分は、今年で、32歳だ。と、気付いた、すげぇ凹んだ。もうそんな年か、と、何とも言えない…

令和4年、コロナ鬱闘病記。32歳(非正規)「コロナ鬱」のヤバさについて語る。

何か今、年明けからこんな暗い話をして申し訳ないのだが、実は、今、私、本音を言うと、,少し、軽度のコロナ鬱みたいなことになっている。 去年の3月から、病的に日本でアレが流行り始めた時から、絶望的にヤル気が湧かず、すげー辛いのだ。 朝起きても、な…

アメーバピグでヤクザと戦った結果・・・⑥「帝国の黄昏」

何か、今、誰もが一度は、其の名に、怖れを抱く存在。ピグ界のドン。高忍氏に「盃」を頂いた私は、早速、大きなコミュを二つほぼ同時に「拡大」させたのであった。。 何か、今、困って、自分で、朝、礼節や、分別、 を、知るために、本を手に取って、常に色…

「悲報」30歳。非正規。何もしたくない病にかかる。

4月の春の陽気に包まれ、初々しい新年の日光が肌に降り注ぐ時期に自宅に完全に籠城。誰とも関わらない生活を始めて、約2年、その暗い生活から抜け出そうと近所の食料品店に勤め、約3年。朝六時に起きて、店内の照明をつけ、総菜の品出しをし、事務処理をし…

秋のお勧めブックガイド。コロナ自粛中はこれを読め。コロナ読書週間に読むべき本「五冊」を語る。

なんか、今、世界の至る所で、市中感染が拡大して、大変な状況なのだが、未だに「外へ遊びに出る」風景が広がっているので、ワシは一喝したい。若者よ。まだ油断するな。コロナはそこに存在する。人々よ。こんな時にこそ、本を読むのだ。コロナは、知の蒙を…

恋人も居なければ友だちも居ない若者について

なんか、今、自分で自分の人生を振り返る事があるのだが、改めて何というか、自分の成長のなさに気付き、それを痛感する度に、自分で自分が嫌になり、如何に、自分が卑小な人間であるかに気付かされ、今も、すごく落ち込んで 抑鬱になっているのだが。近頃、…

アメーバピグでヤクザと戦った結果・・・⑤「カジノ」「劇団」

あらすじ なんか、今、誰もが1度は、其の名に、怖れを抱く存在。ピグ界のドン。高忍氏に「盃」を頂いた私は、早速ヤクザの仲間を探しに、イベントに繰り出したのであった。 ピグヤクザ始めて7日目の朝。 イベントで偶然ロキと、意気投合し、互いに腹を張っ…

2020年。日本バカデミー賞最優秀作品発表。キングオブくそ映画「福島50」

なんか最近、元雑誌記者、作家、門田隆将氏が描く福島の原発の事故を描いた映画「福島50」を見て、凄く驚いた。賛否両論、だ、と言うので見たら、確かにこれは賛否両論なの分かる。右派、左派から、全く異なる反応を呼び起こす本作。一体何が起きたのか。当…

~ホステス給付拒否から外国人排除まで~福祉原理の視点から国家が「弱者を救う理由」について語る

なんか近頃特定の人が「自己啓発風味の自己責任」や「努力論」を説き、世の中に実害を与えている。国に文句を言うなとか。誰かを責めるな、とか、酷い所になると、ホステスに税金をやるな!とか、外国人にやるな!とか、意味不明な事を言う人が沢山居る。コ…

韓国映画「パラサイト」を語る。

世界で、仏や、米の作品賞を取り、世界中で大ヒットした「パラサイト」を見た。 いや~面白かった。というのも、やっぱりこういう映画では韓国には勝てないんじゃねーのって思った。でも、韓国映画の描く貧困は、どれもこれも、本当に貧乏くさい顔してる人し…

~無能社会人(29歳非モテ職歴なし)が、映画「ジョーカー」を見た結果・・・・。

フリーターの状態を繰り返し、一人一日中図書館でブラブラしてる様な人間なので、映画「ジョーカー」を見た時は、心が少し動揺してしまった。 人生に全く希望を見出せない人間なんだけど、この映画には、並々ならぬ、関心を抱いていた。で、見たのだが、結論…

ネット界激震「ケーキを切れない非行少年たち」を語る。

先日、ネット上で話題の本「ケーキを切れない非行少年たち」を、読んで驚いた。売れている本らしく、読んだのだが、これは衝撃的な本だ。読んだ瞬間、常識が壊れる感覚に襲われ、変な感動が湧いてきた。というわけで、今日はこの本を紹介したいと思います。 …

映画「新聞記者」が傑作すぎて泣いた。

先日、安倍政治を執拗に追及する望月記者の「新聞記者」を見て、凄く驚いた。ネット上で結構話題になり、興味を持って見たのだが。実は、私は、最初、この映画に、乗れなかった。というのも、政治に余り詳しくない私は、加計問題や望月氏にも特に深い関心が…

~引きこもり60万人の衝撃~引きこもり歴10年の私が、引きこもり中高年の「一人で死ね」論争について思う事。

現在、日本全国で引きこもりの数が、急激に増えていて、今、日本は完全に「引きこもり」大国となっている(川崎の事件や練馬区の事件で)更に引きこもり問題が過剰に報道され、お茶の間のワイドショーを賑わせていたが 私はある不安を持ってそれを眺めていた…

~トランプ「暴露本」の魅力~トランプ推薦図書特集「炎と怒り」「恐怖の男」

毎度毎度、反社会的カルト人間ではないかとトランプ支持者の集団のシュプレヒコールがかまびすしい昨今。ドナルドトランプ大統領が、日本の破格の厚遇で4日間の「接待外交」を体感し、日米の主従関係を晒されてしまったが、何気なく本屋で、「炎と怒り」「…

アルバイトの「小野寺さん」(同僚)の経歴が凄かった。

27歳の頃から、コンビニで働いて今年で2年になるのだが、最近、仕事がとても退屈だ。 朝起きて、身支度を済ませ、自転車で職場に行って、テキトーに弁当を出して、何時間も、仕事に忙殺される日々に段々、感情が劣化してくる感覚を覚え、最近、抜け出せな…

「日本国紀」の「ダメなところ」を今更だが語る。

ネットを震撼させ日本「炎上」史に燦々と輝き続ける伝説の本「日本国紀」が60万以上も刷られ平積されている。60万部を超え、大ベストセラー。著者は、デマで有名な、百田尚樹。永遠の0の作者であり、保守論壇の代表格の作家だ そもそも私が「百田尚樹」…

石田衣良の小説がオシャンティーすぎる件

石田衣良の小説がなんかすごいらしい。前々から書こうと思って先延ばしにしてたんだけど。文学シーンではちょっと話題になっているので知ってる人もいるかもしれないけど、その「すごさ」の実態を知る人はさほど多くいないように思う。 なにがすごいって「あ…

仕事でつかえる村上春樹『必殺キラーフレーズ』。個人的ベスト5

サラリーマンをしていると、辛いことが多いはずだ。うるさい上司や、クレーマー。ストレスはつのるばかりで、イライラしてばかり。はぁ。会社が嫌だ。そんなとき、人は、どうするか。そういうあなたに一助となってくれるのが、この村上文学だ。なぜ?と思う…

万引き家族が想像以上に絶望的な映画だった件。

カンヌ国際映画祭で「万引き家族」が最高賞を獲ったので先日見た。受賞した後で「日本の恥」「反日」とか言われ散々な目に合った本作だが、逆に見たくなった私は、やっと休日に映画館で見る事が出来た。 で、感想を言おうと思うんだが。万引き家族、最初見た…

アメーバピグでヤクザと戦った結果・・・④ 「呂飢(ロキ)」

なんか、今、誰もが1度は、其の名に、怖れを抱く存在。ピグ界のドン。高忍氏に「盃」を頂いた私は、早速ヤクザの構成員に話しかけ積極的に情報収集に励んでいた やがて、情報を集めるうちに、この組織は、親分とその子分の傘下団体によって形成された老舗の…

ブログ飽きた。これから動画配信はじめる。

なんか突然の報告だが、最近ブログに飽きた。今まで細々と7年間ブログを運営してきたが、ここへきて、ブログの情熱が急速に消えかけてきている。というのも、実は、文章を書くのが最近嫌になってさ。決定的な理由は、すげー書くのが遅いのだ。何度書き直し…

特攻隊の「あんまり」な現実を語る。「不死身の特攻兵」(鴻上 尚史)読了

最近、出版される本の量のスピードについていけなくて目が眩む時がある。出版される本の物量に目が眩んで読みたい本も見つけられなくて困っているのだが、そういうときは大体「ベストセラーの本」を読むようにしてるんだけど、最近「不死身の特攻兵」という…

アメーバピグでヤクザと戦った結果・・・③

なんか、今、誰もが1度は、其の名に、怖れを抱く存在。ピグ界のドン。高忍氏に「盃」を頂いた私は、早速ヤクザの実態を垣間見ることになった。 ピグの「ナンパ生活」に飽きていた私はある日マンネリを感じピグの退屈な毎日から抜け出したいと思っていた。そ…

アメーバピグでヤクザと戦った結果・・・②

ネットの人間関係は「一年、持たない」とよく言われる。 これは確かに至言である。というか僕はネット以外の現実でも「一年持った」ことが一度もない。まぁ、よくても三か月。それ以上行くと必ず「疎遠」である。たとえば上を見ればわかるがイベントを開けば…