アメーバピグでヤクザと戦った結果・・・①

逃げ続けてきた。人生から。 振り返れば自分の人生は、「逃走」 この一言でケリがつく様な気がする。 それで逃走しながら、必死で、何かを探してきたのである。何を。自尊心の逃げ場である。それだけを探すためだけに、もうただひたすらに、がむしゃらに走っ…

アメーバピグで彼女を作ろうとした結果・・・③

久々のアメーバピグである。 なんとアメーバピグをやり始めて、今月で一年である。 もうそんな経つのか。ビックリだ。思い返せば本当にいろんなことがあった。笑いアリ、涙アリであった。もちろんイヤなこともあった。が、しかしそれを忘れさせてくれるほど…

杉田水脈の歴史観がクソすぎる。

最近、杉田水脈がネット上で話題をふりまいている。伊藤詩織さんへのバッシングに始まりTwitter上での炎上。いろんな人が方々で批判しているので付け加えることはないのだが、なんだか保守系政治家の中でもひときわ目立つ存在の杉田水脈氏。日本の名誉回復運…

アメーバピグで彼女を作ろうとした結果・・・②

前回までのあらすじ―――男女交際におけるしかるべき順序を学んだボクは、今度は適度な距離感を前面にかもし出しながらナンパ作戦を開始したのであった・・・。 しかしそれは・・・・度重なるナンパ挫折体験の壮絶な幕開けであった・・・・。 「そ、そうですか…

アメーバピグで彼女を作ろうとした結果・・・①

ずーっとアメーバピグやってました。(ブログの更新が止まったのもそのせいです) クリスマスイブのアメーバピグ内でボクはこんな感じになってました。 どこに行ってもクリスマスイベントばかり。ピグ内でも居場所がなく、もうそのいじけ具合は完全にリアル…

アメーバピグで友達を作ろうとした結果・・・⑤

前回までのあらすじ。 アメーバピグやってたら将来の不安が押し寄せてきたのであった・・・。 イベントをテキトーにざっと眺めて面白そうだなって思うところに入るんですけど・・・。 だいったい会話に入れないからね・・・。 こないだ会ったやつなんて・・…

アメーバピグで友達を作ろうとした結果・・・④

前回までのあらすじ。 アメーバピグで居場所がないボクは、居場所がない者同士でつるもうとイベントを開いた。しかし、イベント内で「お前はぼっちではない」と追い出され、「そうか、ボクはリア充なんだ」と好意的に解釈し、街へ飛びだしたのだった。そして…

三浦瑠麗発言の何が問題なのかを語る。

三浦瑠璃の「テロを計画した『スリーパーセル』が大阪にテロを準備して潜伏している」発言が炎上して大変なことになっている。テレビで謎の発言をしてネット界隈を震撼させた政治学者三浦瑠璃氏。ボクはあんまり三浦瑠璃氏の事をよく知らないんだけど、そん…

アメーバピグで友達を作ろうとした結果・・・③

前回までのあらすじ。―――アメーバピグで友達を作ろうと奮起したものの、開始早々ヤクザに絡まれ、部屋に返り咲いたボクは思った。ここならやってける! しかし、アメーバピグをやり始めて3日。 四季折々の出会いや別れを通じて、ボクが最終的にたどり着いた…

アメーバピグで友達を作ろうとした結果・・・②

前回までのあらすじ。友達を増やそうと迷い込んだところは、イケてる軍団の巣窟であった・・・。 辛くなったので、階段のところに隠れた。 しばらくその状態でいると、いやでも会話が耳に入ってきた。 するとだんだんと頭が冴えてきて、あまりの会話のレベル…

アメーバピグで友達を作ろうとした結果・・・①

なんか最近、やたらアメーバピグという名を耳にする。 前回、実人生における友達が少なすぎるので、ネットの人間関係に重きを置いているということを前回ボクはいったが、どうも、このアメーパピグというやつは、簡単に友達ができるという触れ込みのコンテン…

ヤプログからはてなダイアリーに引っ越すことにした。

長い間ブログをヤプログで書いてきたが、この度、はてなに引っ越すことにした。 理由はいろいろあるが。辞めた理由の大きな一つの要因は、ヤプログの「下ネタのキャパシティが異常に狭い」ということだ。村上春樹の記事を何度も削除される。何故だろうと思っ…

百田尚樹の「カエルの楽園」が想像を絶するトンデモ本で超がつくほど不快だった件。

最近「カエルの楽園」って本が売れているらしい。本屋に大量に平積みされているから読んだ方もいるかも知れない。僕もずっと気になっていた。アマゾンレビューも大絶賛。ほとんどが高評価。この小説。いったいどんな話なんだろう。と思って読んでみたら中身…

「騎士団長殺し」を読んだ結果・・・・・・・・・・・。

2017年。日本で最もノーベル賞に近い村上春樹が「新作」を発表した。その全貌が激しい論争を巻き起こし今も世間に波紋を広げている騎士団長殺し。なんにせよハルキ待望の4,5年の一大イベントだ。このイベントに私も参戦しようと厳かな気持ちで「騎士…

本を1300冊読んだので、お気に入りの5冊を紹介する。

本を読まない。そういう大学生が今増えているらしい。 面白い本を紹介するブログを5年やってきたが、この「本離れ」現象をどう解釈しよう。非常に嘆かわしい事態だ。「面白い本を探す」ことに命を燃やしながら20代の青春を過ごした僕は、ものごころついた…

部屋が汚部屋すぎるので「片付けの魔法」で部屋を片付けてみた。

25年生きてきて「自分の部屋は汚い」ことに、私は、この年になるまで、真剣に向き合おうとしてこなかった。かなり上等な汚部屋だ。と気づいたのは、ちょうど一年前、ブログに晒して「汚い」と言われた時。「部屋が汚い」ことを、私は、今まで、あまり真剣…

大学を中退しようと思っている君へ。

・・・若さ、というものは往々にして、とりかえしのつかない間違いをしでかすものである。とくに、大学において。中退。というのは、誰もが、一度は思い、ためらう。決断のなかでも、ひときわ、重い。勇気のいるテーマである。 このブログ、けっこう大学生が…

私の暗い読書遍歴 高校から20代の青年期~現在に至るまで

最近、本ばかり読んでいる。 起きて読んで、寝て、また本を読んで、また寝て起きて、みたいな生活がここ何ヶ月ずーっと続いている。うつぎみでも本は読まなきゃいけないのである。金閣寺から、星の王子様、限りなく透明に近いブルー、名作小説のたぐいと、偉…

中原中也がダメ人間すぎる件。

ちょっと前、プライベートな私生活をテーマにした偉人のドキュメンタリー番組を見ていたら、中原中也が想像を超える「ダメ人間」でちょっと笑ってしまった。中原中也って。こんなやつだったの!?セピア調の肖像から雰囲気的に「朴訥な詩人」みたいなイメー…

村上春樹の短編集がスゴイ。「女のいない男たち」を読む。

びっくりすることに、ちょうど一年なんである。今年で。春樹レビューから。もうそんなたつのかよ。この一年、ハルキ特需に沸いていたといっていいほど、春樹バブルのいざなぎ景気 に、我ながら図々しくのっかってきたと思う。 今はもうバブルはじけて元にも…

村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」はなぜイラつくのか。完全バージョン

満を持して、村上春樹を読んでみました。めちゃ売れてるって評判だし、本屋でも下品なぐらい平積みされてるし、アイフォーンの新作かってぐらいの長蛇の列がテレビで流れていたので、あんまりウザイから読んでみたのです。 読んでみてすぐに王様のブランチで…

「置かれた場所で咲きなさい」が超不愉快な本だった件。

何をするわけでもなく、書店をふらーっと見回っていたら、不愉快なタイトルが目に入ってきたので思わず足を止めてしまいました。その名も「置かれた場所で咲きなさい」 2012年で最も売れた本ベスト2位!なのだそうです。ベスト2位、ものすごく中途半端です…

朝井リョウ「何者」は本当に就活生の現実か・・・。

以前当ブログにコメントいただいた方から「朝井リョウはほんっとつまんないです!リア充ばっかでマジで虫唾が走ります!」という暑いコメントをいただき、「なにぃ!!?そんなにリア充なのか・・・それはカタッパシからブチのめさねばならんな・・・」とふ…

友達に彼女ができた時の、あの寂寥感・・・

友達に彼女ができたらしい。嬉々としてそれを告げられたとき、血が凍った。 リア顔を見せようとカバンからケータイを取り出し始め、ボクの眼前にかざし始めたとき 「頼むからブスであってくれ」 そう祈っている自分がいた。 結果的に言うと、その祈りはすご…

読書の魅力は賢人に聞け「ヘッセの読書術」を読む。

先日こういうツイートを見かけた。 幼少の時から本を読んだり活字を見たりする習慣がない人は何を読めばいいかわからない。という現象がかならず起きるらしい。こういう人に、僕は本好きの一人として言いたい。 ならば「本を読むことについての本」を読みま…

自分が70点だと思ってるもんは他人から見ればだいたい40点ぐらい

最近気づいたんですけど、友人関係において、お互いの顔に点数をつけあうというのはひとつのタブーなのではないでしょうか。友達同士でお互いの顔を「あんたの顔○点よ」と言い合える関係になるまでって、けっこう勇気がいるというか、話題にのぼらないという…

作家志望を絶望に追い込むほど早熟な天才作家たちの作品を語る。

なんか最近やたら褒められるのです。それも赤の他人に。先月はアマゾンのアフィリエイトで二千円もらったし、なんかこの頃ついてることが多い。日ごろまったく他人から評価されないフリーターのボクにとって、望外の喜びです。 街の中の雑踏に一人足を踏み入…

意外にデビュー当時は不遇だったアガサクリスティーのボツ時代。

しかしボツって辛いよね。僕も昔、漫画を投稿していて渾身の力作が、何度もボツになってますから、ボツの苦しみは痛いほどわかりますよ。ほんと、自分を全否定されたような。あの感じ。『お前のもんを面白がってるやつはお前だけ!!!』ってものすごい高み…

作家志望必読の書。丸山健二が語る作家の才能「まだ見ぬ書き手へ」を読む。

なんか最近になってアイデアが糞詰りになってきた。これといった発想が全く湧きでてこない。まだなんにもデビューしてもないのに、米びつがカラだ・・・。底を尽きた・・・。アマの分際でこの体たらくって・・・・やばくね? どうしたらいいのかなこれ。将来…

本を出してみてわかった「本を出す」ということの理想と、現実。

本を出して8日目になるが、相変わらず静かである。 ツイッター上やAmazonで「まぁまぁ、いんじゃね」ぐらいの評価を、ポツポツ・・・といただくようになり、現在の売り上げも編集者さまによると全体的には 「割とよいほう」ぐらいだそうで(すごく良くはない…