アメーバピグでヤクザと戦った結果・・・⑥「帝国の黄昏」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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何か、今、誰もが一度は、其の名に、怖れを抱く存在。ピグ界のドン。高忍氏に「盃」を頂いた私は、早速、大きなコミュを二つほぼ同時に「拡大」させたのであった。。

 

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何か、今、困って、
自分で、朝、礼節や、分別、

を、知るために、本を手に取って、
常に色々な、思弁、に耽っていた私は、
或る日、知り合った男に、自分の組の設立を、認められ、

其の後、自組織を立ち上げ、渡世の道に歩み始めた、が、其の時、ピグの中で大きな地殻変動に気付いた。黒崎氏に聞くと、親分が、政治の世界に移行した事で、会長職の引退を発表したと言うのだ。親分が辞めれば、自動的に若頭が、会長に昇進する仕組みだが、黒崎氏に聞くと、何故か若頭は組長になる気がないらしく、親分と若頭は次の親分を決める為に協議し「会長レース」を実施する事に決めたと現在の最新のヤクザ達の内部事情を黒崎氏から教えてもらえたのである

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で、私が、更に黒崎氏に聞くと、黒崎氏の話によれば、毎年会長選挙は、2,3度は、行われる恒例行事と化しているらしく、親分と若頭は、毎年一度は必ず「組長選挙」を実施して、(次の親分に空白が生じた際には)若手を活躍させ、組の行く末を託す若手にバトンを渡す。というのが、この組の長年の慣習になっているらしい。

 

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で、私は、其の話を聞き、益々興奮し、更に、黒崎氏に根掘り葉掘り訊いた、すると黒崎氏に、もし君が、本気でヤル気があるならブログを売りに人脈を作った方が近道だ、と助言して頂き、私はその助言に従って、早速自分より格上の他の先輩組織に直に「挨拶回り」をすることにしたのである

 

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で、私が、早速訪問したのが此の「山道会」だ。山道会は、若頭の直参組織で、本家の二次団体だ。私は、黒崎氏に頼み、山道会の組員にアポを取って頂き、早速山道会に足を運んだ。すると、そこには高そうなソファーに山本の幹部が陣取っていた。。最初はビビッってしまったが、黒崎氏によれば、山本氏は、流行りものが好きらしく、私は、山本氏の推薦を勝ち取ろうとブロガーだという事を必死にアピール。

 

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すると、山本氏に、私のブログが、結構良い効果を招いたのか。山本氏は私がブログを書いている知ると、えらくブログに食いつき、私はブログの話題で山本氏と一盛り上がりし、山本氏から「ピグ界の天才作家」と持ち上げられ、私は早い段階で山本氏に気に入ってもらえる事に成功したのである。

 

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で、私は、其の後、山本氏と、色々な話をした。話を聞くと山本氏の会「山道会」は現在87名の団体で、この地位に上り詰めたのは、子分や、親分の為に身を挺したからだ、と語り、新参でも、私のブログは、売りになるので、食い込めるチャンスはあると叱咤激励して頂き、私は温かい言葉を頂き、帝王の席への淡い期待が段々と心の中で湧いてきたのである。

 

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 で、そんな案外親しみ易い山本氏から温かい言葉を頂き、

 ワシは、益々自信が湧き、更なる組の拡大の為に、コミュの拡張に、急いだ。

 

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 で、私は、早速劇団の「運営」に取り掛かかることにした。

 

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ピグ上で劇団を始めて、私は、すぐに理解したのだが、ピグの劇団運営は予想以上に面白かった。

 

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ピグ上でイベを開けば沢山の女の子が集まってくる。それだけで十分私には最高なのだが、

更に、彼らと一緒に「共通の目標を目指す」作業が、私にはビックリするほど新鮮だったのである。

 

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しかも次々に女の子から「ドリー監督!」と言われるのだ。ワシは、普段呼ばれない呼称で呼ばれ自分の自尊心が満たされていくのを感じた。普段人から全く相手にされないワシにとってアメーバピグのお手軽にプチ独裁者となれる夢のようなシステムだったんや。

 

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 で、私は早速、自分のコミュに女の子を集めた。

  さ、次は、「やる気のある子」を一人づつ見極めなければならない。

 

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私は一人づつ女の子をジックリとまじまじと注視していき「彼らの、一人一人の能力や、各人の信念」を念入りに吟味していった。

 

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みんな、一見(表面上は)ヤル気が、ある子が多い。だが、本音の部分は分からない。そこで彼女たちのやる気を、成果につなげる方法はないか。と思い立ち、ワシは、ある作戦を思いつき、それを実行に移すことにしたんや。

 

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それは私が一心不乱に励んでいた「勧誘」を、女の子に、外注する作戦だ。

私が一心不乱に励んできた勧誘を、劇団員に外注し、劇団員同士互いの昇進欲を刺激し、部員のヤル気を図る、と同時に、コミュの成員の数を増やす、という一石二鳥の作戦を施行しようとしたのである

 

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すると、其の私の宣伝工作が、結構良い効果を招いたのか。女の子に勧誘ミッションを伝えると、女の子は、次々と俄然やる気になり、早々と「勧誘やります」と勧誘に行き始めた。私はトークで指示を与えながら、女の子に指示を出す側に回る事に

 

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で、そうやって一人づつ女の子に勧誘ミッションを任せていくと段々と次第に頭角を現す女の子も出てくるようになった。

 

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19人というハイスコアを勧誘ミッションで叩き出した少女「ウサギ」ちゃん

 

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ウサギ氏は、話を聞くと、15歳の女の子らしいのだが、要領がよく、いきなり「19人」というハイスコアをたたき出した凄い女の子だった。ワシは一瞬でウサギちゃんを気に入り、彼女を呼び出して彼女の才能を褒め称える事に。

 

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で、何やら、訊くと、ウサギちゃんは、今通っている学校で演芸部員をやっているらしく劇団に興味あるというので、自分にも何か、手伝えることありますかと言うので、で、私は、早速、ウサギちゃんを劇団の「副リーダー」に任命することに。

 

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で、ここで、皆さんにピグを知らない人に向けて、私が、「副リーダー」とは何か。を説明しておこう。

 

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コミュの「副リーダー」とは、コミュの(設立者)の「二番手」の意味を指す。通常コミュには「設立者(リーダー)」が存在しており、リーダーは、万能な権限を持っている(「コミュの廃部」「勧誘」「リーダー、副リーダーの任命権」「家具のレイアウトの変更」 等などだ。しかし、「副リーダー」は、その「下の存在」であり、「家具のレイアウト」や、「勧誘」「コミュニティに人を勧誘する」能力だけを付託される存在だ。

 リーダーは「副リーダーに」信頼できる人を任命してコミュの拡大を図ったりするのだ。ここらへんの設定は後で、超重要になってくるので覚えていてほしい

 

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 で、早速、ウサギちゃんを、劇団の副リーダーに任命した後、私は、更に、コミュの拡大に邁進しようと部員集めに急いだ。が、その時、突然キチ兄さんにトークで呼ばれ、何事かと思い、本部に急行することに。

 

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で、すると、そこに居たキチ兄さんに「本家の会長選挙にお前も立候補するのか」と、親分候補への打診を受ける

 

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私は出る気満々なので、即座に立候補すると表明、更に彼に聞くと、現在エントリーしてるヤクザは、5,6人だという、これは私でも、うまく立ち回れば、勝ち抜けないこともないと思い立ち、早速私は、会長選挙に正式に立候補を表明することになったのだ。

 

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で、同時に、私は、更に、親分の主催する政治団体の広報活動としての仕事を、進めることになった。

 

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で、親分に訊くと、何やらこの団体の目的は、政治改革が目的なのだと言う。3年間親分はピグでヤクザコミュを運営してきたが、違法行為の横行によりコミュを潰された際、しみじみと運営側の倫理規則が、最も活動の障害であると、分かったらしい。そこでピグの運営に不満のあるものを集め、政治結社を結成し、ピグの運営側に嘆願書を送り付け、運営側の「ルール」を変えるというのが、この政治団体の目的なんだとか。

 

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なんかすげぇアホみたいにスケールでけぇなあと思っていると、が、後でキチ兄さんから、また一つこの団体には別の目的が、あることを教えてもらう。ピグには硬いルールがある。個人情報の保護だ。そこで、ピグのルールを変え、簡単に個人情報が入手できるようにしてヤクザが非合法な活動ができるようになる仕組みを作ろうとするのがこの親分の狙いだというのだ。私はそれを聞いて、その時、なんか一瞬、ちょっとヤバイ事に巻き込まれているのではないか?と心の中で、一抹の不安感が、頭をよぎったのだ。

 

 

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で、その嫌な予感が、徐々に嫌というほど現実化し、その計略がもたらす凄まじい破局へと巻き込まれていく事になっていくのを、私は、この後で、嫌というほど、思い知らされることになるのである。

 

     アメーバピグでヤクザと戦った結果・・・ ・・・・⑦へと続く。